最背面に配置 AviUtl ExEdit2 スクリプト

下のレイヤーにあるオブジェクトでも，フレームの最背面に配置する AviUtl ExEdit2 スクリプトです．

ダウンロードはこちら．

動作要件

• AviUtl ExEdit2

  http://spring-fragrance.mints.ne.jp/aviutl

  • beta13 で動作確認済み．

導入方法

以下のフォルダのいずれかに 最背面に配置.anm2 をコピーしてください．

1. スクリプトフォルダ
   • AviUtl2 のメニューの「その他」 ➡️ 「アプリケーションデータ」 ➡️ 「スクリプトフォルダ」で表示されます．
2. (1) のフォルダにある任意の名前のフォルダ

初期状態だと「フィルタ効果を追加」メニューの「配置」に追加されています．

• 「オブジェクト追加メニューの設定」の「ラベル」項目で分類を変更できます．

使い方

下のレイヤーにあるけどフレームの最背面に置きたいオブジェクトに，「最背面に配置」のフィルタ効果を追加してください．

他のフィルタ効果との順序は影響しないことが多いですが，一部のフィルタ効果は影響します．そういったフィルタ効果よりも 前に 「最背面に配置」がかかるようにしてください．

• 影響するフィルタ効果は，直接フレームバッファに描画したり，スクリプトで引数なしの obj.effect() を呼ぶものなどです．

  「ランダム配置」や「粒子化」などが当てはまります．

一部の条件下ではこのスクリプトが適用できなかったり，正しい描画・動作にならないことがあります．[詳細]

パラメタの説明

ありません．

既知の問題

1. 1つのオブジェクトに対してこのフィルタ効果を複数回適用すると，元の背景画像が消えてしまい正しい描画になりません．グループ制御なども含めて複数回かけてしてしまわないように注意してください．

2. カメラ制御下のオブジェクトにはこのスクリプトは使えません．

3. 一部のカスタムオブジェクト (.obj2 ファイルのスクリプトによるオブジェクト) には適用しても効果がないか，正しい描画になりません．

   標準スクリプトだと，次のカスタムオブジェクトには不適です:

   • 走査線
   • レンズフレア
   • 雲
   • 星
   • 雪
   • 雨
   • ランダム小物配置(カメラ制御)
   • ライン(移動軌跡)
   • フレア
   • 水面

   内部的にはこれらのカスタムオブジェクトは，直接フレームバッファに描画したり，スクリプトで引数なしの obj.effect() を呼んでいます．

4. このスクリプトの後続のフィルタ効果に，個別オブジェクト化するものが含まれている場合など，一定の条件下でプレビュー画面のフォーカス枠の表示が消えることもあります (正確な条件は不明).

改版履歴

• v1.00 (for beta13) (2025-09-29)

  • 初版．

ライセンス

このプログラムの利用・改変・再頒布等に関しては Unlicense ライセンスに従うものとします．

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